11章 オブジェクトの配列

オブジェクトの配列

扱う変数が1つや2つであれば、配列が不要ですが、要素が多い場合には変数の代わりに配列を使っていきます。
配列の中のそれぞれの項目は「要素」と呼ばれ、各要素の位置は「インデックス」で示されます。
画面上の座標と同じであるようにインデックスも0から数えるため、配列の最初の要素を示すインデックスは0、2つ目の要素は1です。

配列の作り方

配列と変数の違いを比べて見ます
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int x; //整数型の変数を作る

int[] x; //配列として宣言するときは、データ型の後ろに角カッコ([])を付けます。

次に、newキーワードを使って配列を生成し、要素数を定義します
下記のコードは、100個の整数からなる配列を作りましたが、10個や1000個からでも作ることができます。
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int[] x = new int[100]

今回は、int[]を利用しましたが、Processingのデータ型はどれでも配列にすることができます。

配列作成のまとめ

配列を作るときは、始めに角カッコ付きのデータ型を書き、自分が選んだ変数名を書いて、代入演算子(=)を書きます
次に、newキーワード、そしてもう一度データ型を書きます(これは始めに書いた角カッコ付きのデータ型です)。最後にもう一度書いたデータ型の角カッコの中に数字を書きます。
このパターンは全データ型に共通です。
下記が配列を作るときのコードです。
データ型[] 変数名 = new データ型[数字];