16章 HashMap

HashMapオブジェクト

HashMapオブジェクトの生成

複数のオブジェクトを管理する方法として、今までは配列やArrayListがありました。
それらと違い、HashMapでは格納された中身を値ではなく名前で管理できる特徴があり、その名前をキーと呼びます。
キーと値をペアで管理しており、
HasyMap関数はHashMap<キーのデータ型, 値のデータ型> オブジェクト名 = new HashMap<キーのデータ型, 値のデータ型>();の構文で書かれます。
また、以下のようにHashMapにキーと値のペアを入力するにはput、取り出すにはgetといったメソッドを使用します。
オブジェクト名.put("キー名",値);
オブジェクト名.get("キー名");

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//今回のキーは文字列、値は整数を使用
HashMap<String, Integer> HM = new HashMap<String, Integer>();

HM.put("Jan",1);
HM.put("Feb",2);
HM.put("Mar",3);

int month = HM.get("Jan");
println("Jan is "+ month);

この例では、月の英語の文字列と値をペアに配置しました。
Janの中身のオブジェクトを取り出したい場合、Janを呼び出すことで出力結果にJan is 1と表示され、中身の1を取り出す事ができました。
このようにHashMapを使用することで、値を名前で呼び出すことができるようになります。